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Category:病気のこと
子供は軽い発疹

【痒い!水疱瘡】 冬に多いけど、うちの子達は初夏になったよ。

2014年5月22日 Category:病気のこと
1歳、3歳で水疱瘡
兄妹3人、水疱瘡にかかったのは暖かい時期でした。一回目は長男くんの次に長女ちゃんがうつって、1ヶ月幽閉状態に。その数年後に次男くんがかかり、また外出できない時期を過ごしていました。その時の様子&水疱瘡について。
第一回・長男&長女
長男くん(当時3歳)が保育所に年少さんで入園したが、5月過ぎから風邪やら熱やら、しょっちゅう休んでいたら、とうとう6月の後半に水疱瘡になりました。長男くんが治っても、その2週間後位に1歳の長女ちゃんもキチンとうつり、お盆直前まで休日も外出できない状態になりました。
長男くんも長女ちゃんも、あまり酷くなく、済みました。発疹は体中に出来ましたが、点々と……。程度で、痒くて仕方が無いっという日も2、3日だけでした。
第二回・次男
次男くん1歳。これは輪をかけて軽く済みました。ほとんど足しか発疹は出なかったです。痒がってかいている事もあまりなく、『本当に免疫ついたのか?』とちょっと心配する程。
水疱瘡とは?
水疱瘡・帯状疱疹ウィルスによる皮膚感染症。体中に発疹ができ、かなり痒い。発熱は幼い時期だと微熱~殆ど無いけれど、大人がかかると重症化、時には死亡するケースもあるので注意。一度感染すると免疫が出来るので2度とかからなくなります。(免疫が低下しているとまれに重症化する場合もあるので注意が必要)
1~4歳頃に一番多く見られ、10歳頃までは発疹も軽く、発熱も37~38度程度で済む事が多いようです。(発疹が多いと高熱になる傾向がある)発熱も3~5日。
通常冬の寒い時期や、春先(集団生活が始まる時期)に流行ります。
学校、保育所は?
発病している間は登校できません。潜伏期間は2週間、発症後3週間位で完治します。
発疹が水疱→かさぶたと変化していき、体中のかさぶたが自然と全部はがれれば完治した証拠。法定伝染病なので完治の確認、登校の許可はお医者さんにしてもらってからにしましょう。
許可が出れば晴れて登校OK! となります。
治療法
基本は対処療法。掻かないように保護する塗り薬と痒み止めの塗り薬(抗ヒスタミン)を発疹、水疱部分に塗ります。かきむしってしまう場合は細菌感染を防ぐために抗生物質を処方されます。
通常は完治するまで上の処方のみですが、抗ウィルス薬でウィルスが増えるのを抑えて、発熱期間を短く、発疹の広がりを抑える事もあるそうです。
自己判断での薬に注意
水疱瘡の時に大人用の頭痛薬に良く使われるアスピリンなどのピリン系の薬を服用すると、ライ症候群という急性脳症を起こす事があるのでこれも注意!
子供の場合、解熱剤を服用するほど高熱になる事は殆どありませんが、熱を下げたい時もお医者さんに薬を処方してもらいましょう。
闘病中の生活
うちの子供達は1~3歳位でかかっていたので熱は殆ど出ず、痒みも3歳の長男くんが3日、1歳の長女ちゃんは2日位痒がっていました。発疹の量もあまり多くならず、看病していても楽でした。
(私が11歳位の時になった記憶は本当に狂わんばかりに痒かった! 低年齢で済ますのは本当に違います)
一日の流れ:
朝、起きて朝ごはんを食べ、その後体中に塗り薬を塗って布団に横になる。昼、夜もその繰り返し。
塗り薬や、水疱が破れたりしてパジャマや寝具が汚れるので洗濯が大変。
口の中に発疹が出来ると痒いわ痛いわでご飯が食べられない事もあります。しみない、柔らかいゼリーやプリンみたいなものや、酸味の無いジュースなどでしのぎましょう。
掻きむしり防止に爪は必ず短く切ってあげて下さい。寝るときは手袋や、綺麗な靴下を手につけたりしてました。(起きたら取れてるんですけどね)
うつると大変な人

新生児
新生児は免疫が弱いのでかかると大変です。兄姉がかかっている場合は部屋を分け、接触しないように気を付ける必要があります。
妊婦さん
妊娠時にお母さんがかかるとお腹の胎児にもうつります。体内にウイルスが潜伏し、生後1歳ごろになって突然、帯状疱疹が出る場合もあります。妊娠初期から後期の感染で、色々変わってきますが、2%位の確率で重い障害を起こす場合があるそうです。
大人

重篤な症状になるのは有名で、酷いと肺感染症や、まれにウィルス性脳炎になる場合もある。
ワクチン
予防接種もあります。大人になってもやっていない場合は受ける事を勧められるのでは? 副作用も殆ど無いので安心ですが、任意で6,000円前後とちょっとお高いのが現状です。保育所など、長期でお休み出来ない場合も接種しておくと安心です。
打てるのは1歳から。妊娠すると接種できないので家族計画を進めよう! という女性も早めに接種しておくのがオススメ。
おまけに帯状疱疹について
ここまでチョコチョコと出ていた『帯状疱疹』。水疱瘡と帯状疱疹は同じウィルスです。水疱瘡は一度かかるともうかかりませんが、体の中から完全に排出される訳では無く、神経節に潜伏し続けていて、加齢、免疫の低下などの原因で帯状疱疹を発病させるんだそうです。
発症は50歳以降が多く、水疱瘡にかかった人には全員可能性があるそうです。

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これを書いてる人

IKUKO OOIRI
  • IKUKO OOIRI
    30代 B型 天秤座
    夫婦で自宅開業
    Webクリエイター。

    ちょい田舎で、旦那、長男8歳、長女6歳、次男3歳と5人暮らししています。せっかく3人も育ててるし、今までや現在の困ったこと、はたまたこれは良かった! な事を書いています。

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